ユーロゲーム: 現代欧州ボードゲームのデザイン・文化・プレイ
スチュワート・ウッズ (著)
沢田 大樹 (翻訳)
山本 拓 (翻訳)
このデジタル時代にボードゲームはほとんど太古のものに見える一方、ドイツ様式〈スタイル〉ボードゲームとしても知られるユーロゲームは、ビデオゲームの興隆と時をほぼ同じくして人気の上昇を見た。ユーロゲームは単純なルールと短いプレイ時間の中で、運や闘争よりも戦略に重点を置いている。
本書ではユーロゲームの形式、それを取り巻くホビイスト文化、そしてそのようなゲームのプレイをホビイストが体験するありかたについて考察する。卓上ホビーゲーミングの進化の歴史を振り返った後、なぜホビイストはユーロゲームをプレイするのか、いかにしてプレイヤーは競争的遊びと親密な社交的集まりという要求との間でバランスを取っているのか、ゲームの出会いの社交的文脈がどれほどプレイ体験を形作るものなのか、探究する。この革新的な仕事は、歴史とカルチュラルスタディーズとレジャー研究とルドロジーと遊び理論を結びつけ、このゲーミングコミュニティにおける新しいトレンドに光を当てている。
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